• 検索結果がありません。

有価証券報告書 有価証券報告書 | IRライブラリー | 投資家の皆様へ | デイトナについて | デイトナ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "有価証券報告書 有価証券報告書 | IRライブラリー | 投資家の皆様へ | デイトナについて | デイトナ"

Copied!
100
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

【表紙】

【提出書類】 有価証券報告書

【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項

【提出先】 東海財務局長

【提出日】 平成30年3月28日

【事業年度】 第46期( 自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)

【会社名】 株式会社デイトナ

【英訳名】 DAYTONA CORPORATI ON

【代表者の役職氏名】 代表取締役社長  織 田 哲 司

【本店の所在の場所】 静岡県周智郡森町一宮4805番地

【電話番号】 0538( 84) 2200

【事務連絡者氏名】 取締役管理部長  杉 村 靖 彦

【最寄りの連絡場所】 静岡県周智郡森町一宮4805番地

【電話番号】 0538( 84) 2200

【事務連絡者氏名】 取締役管理部長  杉 村 靖 彦

【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

( 東京都中央区日本橋兜町2番1号)

(2)

第一部 【企業情報】

第1

【企業の概況】

【主要な経営指標等の推移】

( 1) 連結経営指標等

回次 第42期 第43期 第44期 第45期 第46期

決算年月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 平成29年12月

売上高 ( 千円) 5, 791, 838 5, 656, 165 5, 831, 918 6, 006, 253 6, 247, 728

経常利益 ( 千円) 369, 094 359, 302 262, 651 415, 026 382, 181

親会社株主に帰属する

当期純利益(△ は損失)

( 千円) 178, 591 213, 339 △427, 253 273, 176 253, 864

包括利益 ( 千円) 161, 545 213, 136 △490, 999 273, 569 253, 396

純資産額 ( 千円) 2, 234, 126 2, 417, 797 1, 897, 333 2, 149, 471 2, 643, 587

総資産額 ( 千円) 4, 784, 099 4, 946, 147 4, 308, 040 4, 235, 071 6, 619, 483

1株当たり純資産額 ( 円) 1, 030. 55 1, 119. 12 901. 50 1, 015. 52 1, 117. 53

1 株 当 た り 当 期 純 利 益 (△は損失)

( 円) 84. 85 101. 36 △ 203. 00 129. 70 117. 25

潜在株式調整後 1株当たり当期純利益

( 円) 84. 32 100. 72 ― 128. 03 114. 69

自己資本比率 ( %) 45. 3 47. 6 44. 0 50. 5 39. 6

自己資本利益率 ( %) 8. 5 9. 4 ― 13. 5 10. 7

株価収益率 ( 倍) 9. 0 7. 9 ― 6. 7 9. 1

営業活動による キャッシュ・フロー

( 千円) 404, 021 363, 236 368, 056 296, 210 260, 377

投資活動による キャッシュ・フロー

( 千円) △115, 203 △269, 012 △111, 312 △196, 724 △ 124, 062

財務活動による キャッシュ・フロー

( 千円) △221, 736 △ 82, 331 △230, 151 △254, 512 246, 765

現金及び現金同等物の 期末残高

( 千円) 380, 238 395, 378 418, 255 △ 264, 214 645, 005

従業員数

( 名)

124 133 146 138 176

( ほか平均臨時雇用者数) ( 63) ( 57) ( 58) ( 42) ( 35)

( 注)  1. 売上高には、消費税等は含んでおりません。

2. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第44期は潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損

失であるため、記載しておりません。

3. 第44期の自己資本利益率及び株価収益率については、親会社株主に帰属する当期純損失を計上しているた

め、記載しておりません。 

(3)

( 2) 提出会社の経営指標等

回次 第42期 第43期 第44期 第45期 第46期

決算年月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 平成29年12月

売上高 ( 千円) 3, 704, 058 3, 822, 331 4, 127, 883 4, 252, 540 4, 316, 365

経常利益 ( 千円) 408, 851 363, 175 365, 756 407, 066 383, 694

当期純利益(△ は損失) ( 千円) 255, 120 228, 653 △477, 029 275, 247 263, 142

資本金 ( 千円) 412, 454 412, 454 412, 454 412, 456 412, 456

発行済株式総数 ( 株) 3, 602, 600 3, 602, 600 3, 602, 600 3, 604, 600 3, 604, 600

純資産額 ( 千円) 1, 888, 100 2, 087, 289 1, 580, 822 1, 834, 610 2, 338, 472

総資産額 ( 千円) 3, 704, 431 3, 896, 635 3, 107, 822 3, 168, 627 4, 131, 263

1株当たり純資産額 ( 円) 897. 11 991. 76 751. 11 866. 06 987. 44

1株当たり配当額 ( 円) 14. 0 14. 0 15. 0 17. 0 16. 0

( 内1株当たり 中間配当額)

( 円) ( ―) ( ―) ( ―) ( ―) ( ―)

1 株 当 た り 当 期 純 利 益 (△は損失)

( 円) 121. 21 108. 64 △ 226. 65 130. 68 121. 53

潜在株式調整後 1株当たり当期純利益

( 円) 120. 45 107. 95 ― 129. 00 118. 88

自己資本比率 ( %) 51. 0 53. 6 50. 9 57. 6 56. 0

自己資本利益率 ( %) 14. 4 11. 5 ― 16. 2 12. 7

株価収益率 ( 倍) 6. 3 7. 4 ― 6. 7 8. 8

配当性向 ( %) 11. 6 12. 9 ― 13. 0 13. 2

従業員数

( 名)

68 69 69 69 68

( ほか平均臨時雇用者数) ( 7) ( 7) ( 8) ( 7) ( 7)

( 注)  1. 売上高には、消費税等は含んでおりません。

2. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、第44期は潜在株式は存在するものの1株当たり当期純損

失であるため、記載しておりません。

3. 提出会社の第44期の自己資本利益率、株価収益率及び配当性向については、当期純損失を計上しているた

め、記載しておりません。

(4)

【沿革】

年月 事項

昭和47年4月 二輪車用品の輸出入を事業目的として大阪市東住吉区に阿部商事株式会社( 資本金100万円) を設

立。

昭和49年6月 ブランド名「デイトナ」の使用を開始。

昭和51年11月 本社を静岡県磐田市岩井2126番地の2に移転。

昭和55年6月 国内販売の強化をはかるため国内販売部門を設置。

昭和56年2月 国内向け商品カタログ「デイトナカタログ」を創刊、以後毎年発行。

昭和60年7月 商号を株式会社デイトナに変更し、本社を静岡県磐田市岩井1836番地に移転。

平成元年10月 有限会社久悦( 被合併会社:当社代表取締役社長阿部久夫の妻が経営する会社であり、土地・建物

を当社に貸与) を吸収合併。

平成2年7月 資本金を78, 750千円に増資。

平成2年12月 資本金を97, 500千円に増資。

平成3年1月 商品管理、配達業務の合理化をはかるため中京佐川急便と業務委託契約を締結し、静岡県浜松市

高丘町に物流センターを設置。

平成3年11月 資本金を122, 500千円に増資。

平成4年3月 二輪車用品の小売事業を目的として子会社株式会社ライコ( 100%出資) を千葉県東葛飾郡沼南町に

設立。

平成4年4月 営業力の強化、経営効率の向上をはかるため株式会社デイトナ東京を吸収合併。これに伴い資本

金を143, 500千円に増資。

平成5年3月 連結子会社株式会社ライコの1号店「ライコランド千葉店( 売り場面積約1, 800㎡) 」営業開始。

四輪車専用ブランド「DCUATRO( ディーキャトロ) 」の使用を開始、四輪車用品市場に新規参入。

平成6年4月 物流センターを静岡県袋井市堀越に移転。

平成7年4月 中国のメーカーに発注した商品の米国向け出荷を開始。

平成7年6月 資本金を214, 017千円に増資。

平成7年12月 連結子会社株式会社ライコにライコランド千葉店( 千葉県東葛飾郡沼南町) の店舗一切およびその

土地を売却。

平成9年2月 東南アジア市場開拓を目的として、シンガポールに駐在事務所を開設。

平成9年6月 当社の企画により、英国BSAリーガル社で生産した二輪車の輸入販売を開始。

平成9年10月 日本証券業協会に株式を店頭登録。

平成10年4月 連結子会社株式会社ライコの2号店「ライコランド埼玉店( 売り場面積1, 550㎡) 」営業開始。

平成10年7月 本社・物流センターの統合のため、静岡県周智郡森町に約97, 500㎡の土地を取得。

平成11年2月 静岡県周智郡森町土地の造成着工し、平成12年4月完成。

平成12年1月 連結子会社株式会社ネットライダーズ・デイトナを東京都新宿区に設立。

平成12年12月 物流センターを静岡県周智郡森町に移転。

平成13年3月 本社を静岡県周智郡森町一宮4805番地に移転。

平成14年1月 連結子会社株式会社ネットライダーズ・デイトナは、株式会社アール・エス・シーに商号変更。

(5)

年月 事項

平成15年3月 株式会社オートバックスセブンと資本・業務提携契約締結。

平成16年1月 連 結 子 会 社 株 式 会 社 ア ー ル ・ エ ス ・ シ ー と 連 結 子 会 社 株 式 会 社 ラ イ コ は 合 併 し 、 株 式 会 社 ラ イ

ダーズ・サポート・カンパニー(連結子会社)と商号変更。

平成16年6月 連結子会社株式会社ライダーズ・サポート・カンパニーは、二輪車部品・用品の小売店のFC店

展開を開始。

平成18年3月 株主総会決議により買収防衛策導入。

平成18年7月 連結子会社株式会社ライダーズ・サポート・カンパニーは、商標権等を譲渡。

平成19年4月 イ ン ド ネ シ ア に 、 ア セ ア ン 地 域 の 二 輪 車 部 品 ・ 用 品 の 企 画 ・ 開 発 ・ 販 売 目 的 の 連 結 子 会 社 PT 

DAYTONA AZI A を設立し、営業開始。

平成20年10月 台湾に、台湾国内における二輪車部品・用品の企画・開発・販売目的の支店を設立。

平成22年3月

平成22年4月

平成22年10月

株主総会決議により監査役会及び会計監査人を設置。

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)

に株式を上場。

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の

統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

平成23年12月 自己株式の公開買付を実施(1, 404, 000株)。

平成24年11月 太陽光発電売電事業開始。

平成25年7月 東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタン

ダード)に株式を上場。

平成26年1月 本社敷地内に500kWの太陽光発電システムを増設。

平成28年8月 沼津市足髙に建設した500kWの太陽光発電システムが稼働開始。

平成29年10月 株式会社ダートフリーク及び株式会社プラスの全株式を取得し完全子会社化。

(6)

【事業の内容】

当社グル−プは、当社及び連結子会社4社で構成され、二輪車部品・用品を中心に企画・開発及び卸販売並びに小

売販売の事業を行っております。当社は、二輪車部品・用品の企画・開発及び卸販売を国内及び海外(輸出)に行っ

ており、連結子会社株式会社ライダーズ・サポート・カンパニーは、株式会社コシダテックのフランチャイジーとし

て千葉県・埼玉県・東京都の3店舗において、二輪車部品・用品の小売販売を行っております。在外連結子会社であ

るPT. DAYTONAAZI A( インドネシア) におきましては、当社同様、二輪車部品・用品及びOEM商品の企画・開発及び卸販

売をインドネシアを中心に行っております。

平 成 29年 10月 に は 、 国 内 及 び 海 外 ( 輸 出 ) で 二 輪 車 部 品 ・ 用 品 の 企 画 ・ 開 発 及 び 卸 販 売 を 行 う 株 式 会 社 ダ ー ト フ

リーク、及び主にインターネット通信販売を行う株式会社プラスの全株式を取得し、完全子会社としました。

各事業における当社グループ各社の位置づけ等は、次の事業系統図のとおりであります。なお、セグメントと同一

の区分であります。

[ 国内拠点卸売事業]

株式会社デイトナ及び株式会社ダートフリークの国内部門においては、二輪車部品・用品の企画・開発及び仲卸

店を中心とした卸販売を行っております。

 また、海外部門においては、北米・欧州を中心に二輪車部品の企画・開発及び輸出販売を行っております。

 [ アジア拠点卸売事業]

連結子会社PT. DAYTONA AZI A( インドネシア) においては、二輪車部品・用品の企画・開発及び卸販売をインドネ

シア中心に行っております。

[ 小売事業]

連結子会社株式会社ライダーズ・サポート・カンパニーにおいて、株式会社コシダテックのフランチャイジーと

して、関東地方(東京都武蔵村山市・千葉県柏市・埼玉県上尾市)に3店舗の二輪車部品・用品の小売販売店の展

開を行っております。また同3店舗の敷地内において、株式会社アップガレージのフランチャイジーとして中古二

輪車部品・用品の販売を行っております。千葉県柏市の店舗敷地内では二輪車販売(トライアンフ)を行っており

ます。株式会社ダートフリークの本社屋1階にて主にオフロードバイク車用の部品、用品の小売販売を行っており

ます。株式会社プラスではインターネットによる通信販売を行っております。

[ その他]

太陽光発電の売電事業および、リユースWEB事業を行っております。

(7)

以上述べた事項の事業系統図は、次のとおりであります。

(8)

【関係会社の状況】

名称 住所 資本金

主要な 事業の 内容

議決権の所有割合 (%)

関係内容

( 連結子会社)

㈱ ラ イ ダ ー ズ ・ サ ポート・カンパニー

千葉県 柏市

51, 000  千円

二 輪 車 用 部 品・用品の小 売販売

83. 5

当 社 開 発 商 品 の 販 売 を し て      おり ます。当社役員2名及び従業 員2名の役員の兼任があり、 641百 万 円 の 貸 付 金 及 び 債 務 保証381百万円があります。     *( 注) 1、2 ( 連結子会社)

PT. DAYTONA AZI A

BEKASI I NDONESI A

937. 6   千米ドル

二 輪 車 用 部 品・用品の卸 売販売

99. 6

当社役員2名及び従業員2名 の役員兼任があり、28百万円 の貸付金があります。     *( 注) 1

( 連結子会社)

㈱ダートフリーク

愛知県 瀬戸市

10, 000 千円

二 輪 車 用 部 品・用品の卸 売販売及び小 売販売

100. 0

当社役員2名の役員兼任があ ります。

( 連結子会社)

株式会社プラス

愛知県 瀬戸市

2, 000 千円

二 輪 車 用 部 品・用品の小 売販売

100. 0

当社役員2名の役員兼任があ ります。

( 注) 1 特定子会社であります。

2 売上高(連結会社相互間の売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が100分の10を超えております。   また、債務超過の状況であります。

( 1) 売上高 1, 532, 148千円

( 2) 経常利益 27, 977千円

( 3) 当期純利益 27, 537千円

( 4) 純資産額 △ 7, 767千円

( 5) 総資産額 1, 316, 981千円

【従業員の状況】

( 1) 連結会社の状況

平成29年12月31日現在

セグメントの名称 従業員数( 名)

国内拠点卸売事業 116 (  8 )

アジア拠点卸売事業 8 ( 6 )

小売事業 52 ( 21 )

その他 ― ( ― )

合計 176 ( 35 )

( 注)  従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は(  ) 内に年間の平均人員を外数で記載しております。

(9)

( 2) 提出会社の状況

平成29年12月31日現在

従業員数( 名) 平均年齢( 歳) 平均勤続年数( 年) 平均年間給与( 千円)

68 ( 7  ) 43. 5 16. 7 5, 953

セグメントの名称 従業員数( 名)

国内拠点卸売事業 68 (  7 )

その他 ― ( ― )

合計 68 ( 7 )

 ( 注) 1 従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は(  ) 内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

( 3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

(10)

第2

【事業の状況】

【業績等の概要】

( 1) 業績

 当連結会計年度におけるわが国経済は、政府・日銀による金融政策、大手企業業績の堅調な推移、有効求人倍

率の上昇等、緩やかな回復基調が持続しました。海外経済においても、米朝関係の緊張感の高まりなど経済活動へ

の影響が懸念されたものの、アメリカやアジア諸国には堅調な推移が見られる状況となりました。

二輪車業界では、新排出ガス規制による生産中止モデルの駆け込み需要や、軽二輪クラスを中心とする新型車の

投入効果もあり、国内新車販売台数は前年比3. 2%増となる38万5千台となり、2013年以来4年ぶりに増加に転じまし

た。

当社グループでは、国内拠点卸売事業がツーリング関連用品を中心に国内向け販売が好調に推移したため、売上

高はリーマンショック以前の水準まで戻り、前年同期を上回りました。利益面では、研究開発費、M&A関連費用等、

今後の成長のための投資費用が増加したこともあり、セグメント利益は前年同期を下回りました。小売事業は売上

高は前年同期を下回りましたが、経費の削減施策により利益が改善し、前年同期のセグメント損失からセグメント

利益の計上に転じました。アジア拠点卸売事業は売上高が前期から引き続き好調であり、売上高及びセグメント利

益ともに前年同期を大きく上回りました。

この結果、当連結会計年度の連結売上高は62億47百万円(前年同期比4. 0%増)、営業利益は3億67百万円(前年

同期比13. 4%減)、経常利益は3億82百万円(前年同期比7. 9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2億53百

万円(前年同期比7. 1%減)となりました。

〔国内拠点卸売事業〕

国内拠点卸売事業では、ツーリング関連用品を中心に国内向け販売が順調に推移しました。また数年前に新ジャ

ンルとして立ち上げたバイク用ガレージや電動アシスト自転車も順調に販売が伸長しており、海外向け販売が減少

となりましたが、全体では前年同期を上回る売上となりました。一方で当期は新規事業の研究開発費やM&A等の成長

のための投資費用が増加したこともあり、セグメント利益は前年同期比で減少となりました。この結果、売上高は

42億47百万円(前年同期比1. 1%増)、セグメント利益は3億13百万円(前年同期比26. 1%減)となりました。

〔アジア拠点卸売事業〕

アジア拠点卸売事業では、インドネシア市場を拠点とする販売先パートナーへの補修・消耗品の取引が順調に拡

大し、売上高は4億94百万円(前年同期比240. 8%増)、セグメント利益は40百万円(前年同期はセグメント損失1

百万円)と大きく伸長することとなりました。

〔小売事業〕

小売事業では、用品小売事業が近隣競合店やWEB通販との競争が続くなか、売上高は減少したものの、車両販売事

業や中古品販売事業の伸長と、販管費の削減施策によりセグメント利益が黒字化するなど、前年同期と比べ大きく

改善しました。この結果、売上高は15億26百万円(前年同期比10. 8%減)、セグメント利益は14百万円(前年同期

はセグメント損失12百万円)となりました。

〔その他〕

その他事業の一つである太陽光発電事業は、前年に建設した静岡県沼津市の太陽光発電システムが加わったこと

により、売上高・利益ともに前年同期を上回りました。もう一つのその他事業として、昨年5月よりインターネッ

ト上によるオートバイ中古部品・用品の売買に特化した仲介及び販売事業(リユースWEB事業)を開始しました。こ

ちらは、まずはユーザー獲得を重要課題とし、販売手数料無料期間を設け、アプリダウンロード数や出品商品の増

大を推進しました。この結果、その他事業における売上高は75百万円(前年同期比54. 2%増)、セグメント損失は

6百万円(前年同期はセグメント利益4百万円)となりました。

(11)

( 2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ3億

80百万円増加の6億45百万円となりました。当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は以下のとおりで

あります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

たな卸資産の増加による支出が1億87百万円、法人税等の支払額による支出が1億72百万円となりましたが、税

金等調整前当期純利益が3億83百万円の計上、減価償却費が1億33百万円の計上、 仕入債務の増加による収入が1

億28百万円となったことにより、当連結会計年度における営業活動より得られた資金は2億60百万円(前連結会計

年度に得られた資金は2億96百万円)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が58百万円、有形固定資産の取得による支出が31百万円、

無形固定資産の取得による支出が38百万円となったことにより、当連結会計年度における投資活動より使用された

資金は1億24百万円(前連結会計年度に使用された資金は1億96百万円)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

長期借入金の返済による支出が5億11百万円となりましたが、長期借入による収入が8億45百円となったことに

より、当連結会計年度における財務活動より得られた資金は2億46百万円(前連結会計年度に使用された資金は2

億54百万円)となりました。

(12)

【仕入及び販売の状況】

( 1) 仕入実績

当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称 仕入高( 千円)

前連結会計年度比 ( %)

国内拠点卸売事業 2, 790, 851 6. 5

アジア拠点卸売事業 366, 855 276. 4

小売事業 975, 345 △ 3. 9

合計 4, 133, 051 10. 7

( 注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しておりません。 2 上記金額には消費税等は含まれておりません。

( 2) 販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。

セグメントの名称 販売高( 千円)

前連結会計年度比 ( %)

国内拠点卸売事業 4, 166, 908 1. 0

アジア拠点卸売事業 478, 814 307. 9

小売事業 1, 526, 136 △ 10. 9

その他 75, 868 54. 2

合計 6, 247, 728 4. 0

( 注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 主な販売先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 

相手先

前連結会計年度 当連結会計年度

販売高(千円) 割合(%) 販売高(千円) 割合(%)

株式会社山城 1, 265, 229 21. 1 1, 004, 103 16. 1

株式会社東単 653, 440 10. 9 670, 777 10. 7

3 上記金額には消費税等は含まれておりません。

(13)

【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)会社の経営の方針

当社グループは、お客様第一主義の経営理念の実現に向け、常にユーザーの立場で発想し、ユーザーと共感す

る商品・サービスを提供し続けると共に、創造、チャレンジする企業文化を持って企業の存在意義、企業価値の

向上に努めます。

(2)目標とする経営指標

当社グループが目標とする経営指標は、自己資本当期純利益率であり、目標値は15%以上であります。

中長期的には、バイク文化の創造企業として、世界のライダーに支持されるブランドを持つグループ会社を目

指すとともに、これまで培った「発想」「評価」「改善」能力を活用し、環境変化に対応した商品・サービスで

社会貢献を目指します。

(3)会社の対応すべき課題

車両販売台数の減少、バイクライダーの高齢化など、事業の主体である国内市場における中長期的なマーケッ

トの縮小が予想される中、今後の継続的な成長を推進するために、下記の課題に対処してまいります。

① 国内市場における商品力、ブランド力の強化

 少子高齢化が進む中、国内市場では、ツーリングやキャンプなどユーザーがバイクライフを末永く楽しめる

環 境 が 重 要 で す 。 当 社 で は 魅 力 的 な 商 品 の 提 供 を 中 心 に デ イ ト ナ ブ ラ ン ド の 支 持 向 上 を 推 進 し ま す 。 ま た ス

マートフォンアプリの開発による情報提供環境の構築を行い、イベント、ユーザーミーティングの開催と併せ

てコミュニケーション強化を推進します。

② 新規市場開拓

 国内事業が主体の当社において、海外販路の開拓は重要な成長課題です。先進国の欧米と、成長市場である

ア ジ ア 圏 の 市 場 開 拓 を 推 進 し 、 子 会 社 と も 連 携 し 、 世 界 の バ イ ク ラ イ ダ ー に 認 知 、 支 持 さ れ る ブ ラ ン ド 、 グ

ループを目指します。

③ 新規事業へのチャレンジ

 すでに販売を開始している電動アシスト自転車や今後本格的に販売を開始する除雪機等、バイク以外の新規

事業の推進も重要度を増しています。これらの新ジャンルの成長を推進するとともに、当社のノウハウやネッ

トワークを活かした新たな事業へのチャレンジも引き続き検討してまいります。

④ 連結グループとしての成長発展

 新たに連結子会社となった株式会社ダートフリークをはじめとする関連子会社それぞれの強みを活かしなが

ら、連携、支援を強化して連結グループとしての成長を推進します。また、国内外での事業展開のため、引き

続き提携、買収を視野に入れた検討をしてまいります。

【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可

能性のある事項には、以下のようなものがあります。

なお、ここで記載する内容は、当連結会計年度末において判断したものであります。

( 1) 天候による影響

当社グループ商品は、バイクライダーが早春から初冬のシーズン中にレジャー・ツーリング等で利用されるもの

が多く、シーズン最盛期の降雨等の天候不順や異常気象等により売上高が減少し、当グループの業績及び財務状況

に悪影響を及ぼす可能性があります。

( 2) 為替の変動による影響

国内卸売事業およびアジア拠点卸売事業における外貨建て取引は外国為替相場の変動リスクがあります。主要な

取引は必要に応じて為替予約などのリスクヘッジをいたしますが、完全に回避することができず、業績に大きな影

響を及ぼす可能性があります。

( 3) 減損会計を適用した場合のリスクについて

当社グループは固定資産を保有しておりますが、この中で地価の下落やこれらの資産を利用した事業の収益性に

低下があった場合、減損会計に基づき損失として計上することが必要となり、当グループの業績及び財務状況に悪

影響を及ぼす可能性があります。

(14)

【経営上の重要な契約等】

 当社は、平成29年8月7日開催の取締役会において、株式会社ダートフリークの株式を取得して子会社化するこ

とについて、また株式会社プラスの株式を取得して完全子会社化することについて決議し、同日付で株式譲渡契約を

締結しました。

 さらに平成29年8月7日開催の取締役会において、当社を完全親会社とし、株式会社ダートフリークを完全子会社

とする株式交換を行うことを決議し、同日付で株式交換契約を締結いたしました。

 詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。

【研究開発活動】

当社グループにおける研究開発活動は、国内拠点卸売事業及びアジア拠点卸売事業において行われており、主に顧

客ニーズの変化に対応し、快適さや便利さなど、品質・機能・価格のバランスに優れた新商品開発と既存商品の改良

をするための研究開発活動を行っております。

当連結会計年度における研究開発費の総額は47百万円であり内32百万円は国内拠点卸売事業、15百万円はアジア拠

点卸売事業であります。

セグメントごとの研究開発活動は次のとおりであります。

〔国内拠点卸売事業〕

フェンダーレスキット、ドライブレコーダーの開発、バイクガレージのオプション品の充実、ライディングジャ

ケット、ツーリンググッズ等の既存商品のリニューアル等を行っております。

〔アジア拠点卸売事業〕

消耗部品、電装部品、マフラー等を開発してまいりました。

(15)

【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したも

のであります。

( 1) 財政状態の分析

(流動資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べ77. 8%増加し、39億93百万円となりました。これは、現金及び預金が3億

79百万円、受取手形及び売掛金が2億52百万円、たな卸資産が9億54百万円増加したことなどによります。

(固定資産)

固定資産は、前連結会計年度末に比べ32. 0%増加し、26億25百万円となりました。これは、株式会社ダートフ

リーク及び株式会社プラスを買収したことにより発生しましたのれん6億50百万円を計上したことなどによりま

す。この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べ23億84百万円増加し、66億19百万円となりました。

(流動負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べ42. 3%増加し、20億98百万円となりました。これは、支払手形及び買掛

金が2億13百万円、短期借入金が3億13百万円増加したことなどによります。

(固定負債)

固定負債は、前連結会計年度末に比べ207. 2%増加し、18億77百万円となりました。これは、長期借入金が12億

55百万円増加したことなどによります。この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ18億90百円増加し、39

億75百万円となりました。

(純資産)

純資産合計は、前連結会計年度末に比べ23. 0%増加し、26億43百万円となりました。

項   目 平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年

 自己資本比率 45. 3% 47. 6% 44. 0% 50. 5% 39. 6%

 時価ベースの自己資本比率 33. 7% 34. 4% 38. 4% 43. 8% 38. 0%

 キャッシュ・フロー対有利子負債 5. 0年 5. 4年 4. 8年 5. 2年 11. 7年

 インタレスト・カバレッジ・レシオ 20. 2倍 19. 8倍 22. 7倍 23. 5倍 25. 5倍

( 注)  いずれも連結ベースの財政数値により計算しております。

キャッシュ・フローは営業キャッシュ・フローを利用しております。

有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としておりま す。

( 2) 経営成績の分析

経営成績の分析については、第2[ 事業の状況] 1[ 業績等の概要] ( 1) 業績の項目を参照願います。

( 3) キャッシュ・フローの分析

キャッシュ・フローの分析については、第2[ 事業の状況] 1[ 業績等の概要] ( 2) キャッシュ・フローの状況の項目

を参照願います。

(16)

第3

【設備の状況】

【設備投資等の概要】

当連結会計年度の設備投資のうち国内拠点卸売事業は事務用機器、業務用空調設備、測定機器、開発車両、ソフト

ウエア等に合計44百万円、小売事業の子会社は車輌運搬具、店舗用備品等に合計額2百万円、その他はソフトウエア等

に23百万円であります。

[国内拠点卸売事業]

設備投資の主なものは事務用機器、業務用空調設備、測定機器、商品開発用車両(バイク)、ソフトウエア等で

あります。

[小売事業]

設備投資の主なものは車輌運搬具、店舗用備品等であります。

 [アジア拠点卸売事業]

 該当事項はありません。

[その他] 

  設備投資の主なものは、ソフトウエアであります。

(17)

【主要な設備の状況】

( 1) 提出会社

平成29年12月31日現在

事業所名 ( 所在地)

セグメント の名称

設備の内容

帳簿価額( 千円)

従業員数 ( 名) 建物及び

構築物

機械装置及び 運搬具

土地 ( 面積( ㎡) )

リース資産 その他 合計

本社事務所 ( 静岡県周智郡 森町)

国内拠点 卸売事業

本社倉庫 415, 812 5, 646

568, 711 ( 97, 680. 7)

2, 750 16, 826 1, 009, 748 68( 7)

その他 太陽光発電 6, 785 309, 880 ― ― 1, 468 318, 133 ―

( 注) 1.  従業員数欄の(  ) は平均臨時雇用者数を外書しており、役員は含めておりません。

2.  帳簿価額「その他」は、工具器具備品であります。

( 2) 国内子会社

平成29年12月31日現在

会社名

事業所名 ( 所在地)

セグメント の名称

設備の 内容

帳簿価額( 千円)

従業 員数 ( 名) 建物及び

構築物

機械装置 及び運搬

土地 ( 面積 ( ㎡) )

リース資 産

その他 合計

㈱ ラ イ ダ ー ズ ・ サ ポ ー ト ・ カ ン パ ニー

千葉店 ( 千葉県柏市)

小売事業

本社 店舗

147, 233 576

483, 000 (3, 504. 0)

9, 973 2, 952 643, 736 28( 11)

埼玉店 ( 埼玉県上尾市)

小売事業 店舗 34, 098 80 ― 0 1, 043 35, 222 17( 6)

多摩店

( 東京都武蔵村山市)

小売事業 店舗 66 0 ― 0 489 555 7( 4)

㈱ ダ ー ト フ リーク

愛知県瀬戸市

国内 卸売事業

本社 倉庫

13, 613 11, 522 ― 3, 073 12, 560 40, 769 48( 1)

㈱プラス 愛知県瀬戸市 小売事業

本社 倉庫

203 0 ― ― ― 203 ―

( 注) 1.従業員数欄の( )は平均臨時雇用者数を外書しており、役員は含めておりません。

2. 帳簿価額「その他」は、工具器具備品であります。

( 3) 在外子会社

平成29年12月31日現在

会社名 ( 所在地)

セグメントの名称 設備の内容

帳簿価格( 千円)

従業員数 (名) 建物及び構

築物

機械装置及 び運搬具

土地 ( 面積( ㎡) )

その他 合計

PT. DAYTONAAZI A J I . Fl or es ⅢBl ok C3- 3, Kawas anI ndus t or i   MM2100

Ci kar angBar at , Bekas i 17845 I ndones i a

アジア拠点 卸売事業

本社倉庫 4, 306 10, 552

7, 126 ( 1, 403. 0)

102 22, 087 8( 6)

( 注) 1. 従業員数欄の( )は平均臨時雇用者数を外書しており、役員は含めておりません。

2.  帳簿価額「その他」は、工具器具備品であります。

(18)

【設備の新設、除却等の計画】

当連結会計年度末現在における重要な設備の新設、除却等の計画は次のとおりであります。

( 1) 重要な設備の新設等

 会社名 事業所名

( 所在地)

セグメントの 名称

設備の内容 投資予定額 資金調達

方法

着手年月 完了予定

年月

完成後の 増加能力

総額 ( 千円)

既支払 額 ( 千円)

提出会社

本社 事 務所(静 岡県周智 郡森町)

国内拠点卸 売事業

開発用車両

社内サーバー入替

アプリ開発等

LED蛍光灯へ入替

8, 150 4, 127 10, 800 6, 000 ― ― ― ―

自己資金

自己資金

自己資金

自己資金

平成30年3月

平成30年1月

平成30年3月

平成30年6月

平成30年10月

平成30年12月

平成30年6月

平成30年6月

㈱ライダー ズ・サポー ト・カンパ

ニー

千葉店 (千葉県

柏市)

小売事業 新店舗 5, 100 ― 自己資金 平成30年3月 平成30年4月 ―

( 注)  上記の金額に消費税等は含まれておりません。

( 2) 重要な設備の除却等

該当事項はありません。

(19)

第4

【提出会社の状況】

【株式等の状況】

( 1) 【株式の総数等】

① 【株式の総数】

種類 発行可能株式総数( 株)

普通株式 13, 864, 000

計 13, 864, 000

② 【発行済株式】

種類

事業年度末現在 発行数( 株) ( 平成29年12月31日)

提出日現在 発行数( 株) ( 平成30年3月28日)

上場金融商品取引所 名又は登録認可金融 商品取引業協会名

内容

普通株式 3, 604, 600 3, 604, 600

東京証券取引所 JASDAQ ( スタンダード)

完全議決権株式であり、権利 内容に何ら限定のない当社に おける標準となる株式 単元株式数  100株

計 3, 604, 600 3, 604, 600 ― ―

(20)

( 2) 【新株予約権等の状況】

①第1回新株予約権

株主総会の特別決議日(平成18年3月24日)

事業年度末現在

(平成29年12月31日)

提出日の前月末現在

(平成30年2月28日)

新株予約権の数(個)       114  ( 注1)       114  ( 注1)

新株予約権のうち自己新株予約権の数(個) ― ―

新株予約権の目的となる株式の種類 普通株式 同左

新株予約権の目的となる株式の数(株)     11, 400 ( 注2)     11, 400 ( 注2)

新株予約権の行使時の払込金額(円) 1 同左

新株予約権の行使期間

平成18年4月25日∼

平成48年4月24日

同左

新株予約権の行使により株式を発行する 場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格   1

資本組入額  0

同左

新株予約権の行使の条件

・新株予約権者は、当社の取締

役 に 就 任 後 1 年 を 経 過 ( 死 亡 退

任 の と き を 除 く 。 ) し 、 そ の 地

位も喪失した日の翌日から10日

を 経 過 す る 日 ま で の 期 間 に 限

り、新株予約権を行使できるも

のとする。

・各新株予約権の一部行使はで

きないものとする。

・ 新 株 予 約 権 者 が 死 亡 し た 場

合、新株予約権が、当該新株予

約権者の死亡時に行使可能であ

る場合に限り、相続人が新株予

約権を承継し、これを行使する

ことができる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権を譲渡するには、当

社取締役会の承認を要するもの

とする。

同左

代用払込みに関する事項 ― ―

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関 する事項

― ―

( 注) 1 新株予約権1個につき目的となる株式数は、100株であります。

2 新株予約権発行後、当社が当社普通株式につき株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により付与株式 数を調整し、調整により生ずる1株未満の端数は切り捨てる。

付与株式数 = 調整前付与株式数 ×  分割・併合の比率

また、発行日以降、当社が合併又は会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事 由が生じた時は、合併又は会社分割の条件等を勘案のうえ、合理的な範囲で付与株式数の調整を行うものと する。

(21)

②第3回新株予約権

取締役会の決議日(平成28年3月24日)

事業年度末現在 (平成29年12月31日)

提出日の前月末現在 (平成30年2月28日)

新株予約権の数(個)        255 ( 注1)     255 ( 注1)

新株予約権のうち自己新株予約権の数(個) ― ―

新株予約権の目的となる株式の種類     25, 500 ( 注2)     25, 500 ( 注2)

新株予約権の目的となる株式の数(株) (注2)

新株予約権の行使時の払込金額(円) 1 同左

新株予約権の行使期間

自 平成28年4月9日 至 平成58年4月8日

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合 の株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格 531 資本組入額 265

同左

新株予約権の行使の条件

① 新株予約権者は、新株予約権の行 使期間内において、当社の取締役及び 監査役のいずれの地位をも喪失した日 の翌日から10日(10日目が休日に当た る場合には翌営業日)を経過する日ま での間に限り、新株予約権を一括して のみ行使できるものとする。 ② 新株予約権者が死亡した場合、そ の者の相続人は、新株予約権を一括し てのみ行使することができる。 ③ その他の条件については、当社と 新株予約権者との間で締結する新株予 約権割当契約に定めるところによる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権の譲渡をするには、当社取 締役会の承認を要する。

同左

代用払込みに関する事項 ― ―

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関 する事項

― ―

( 注) 1 新株予約権1個につき目的となる株式数は、100株であります。

2 新株予約権発行後、当社が当社普通株式につき株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により付与株式 数を調整し、調整により生ずる1株未満の端数は切り捨てる。

付与株式数 = 調整前付与株式数 ×  分割・併合の比率

また、発行日以降、当社が合併又は会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事 由が生じた時は、合併又は会社分割の条件等を勘案のうえ、合理的な範囲で付与株式数の調整を行うものと する。

(22)

②第4回新株予約権

取締役会の決議日(平成29年4月18日)

事業年度末現在 (平成29年12月31日)

提出日の前月末現在 (平成30年2月28日)

新株予約権の数(個)        210 ( 注1)        210 ( 注1)

新株予約権のうち自己新株予約権の数(個) ― ―

新株予約権の目的となる株式の種類 普通株式 同左

新株予約権の目的となる株式の数(株)     21, 000 ( 注2)     21, 000 ( 注2)

新株予約権の行使時の払込金額(円) 1 同左

新株予約権の行使期間

自 平成29月5月9日 至 平成59年5月8日

同左

新株予約権の行使により株式を発行する場合 の株式の発行価格及び資本組入額(円)

発行価格 659 資本組入額 329

同左

新株予約権の行使の条件

① 新株予約権者は、新株予約権の行 使期間内において、当社の取締役及び 監査役のいずれの地位をも喪失した日 の翌日から10日(10日目が休日に当た る場合には翌営業日)を経過する日ま での間に限り、新株予約権を一括して のみ行使できるものとする。 ② 新株予約権者が死亡した場合、そ の者の相続人は、新株予約権を一括し てのみ行使することができる。 ③ その他の条件については、当社と 新株予約権者との間で締結する新株予 約権割当契約に定めるところによる。

同左

新株予約権の譲渡に関する事項

新株予約権の譲渡をするには、当社取 締役会の承認を要する。

同左

代用払込みに関する事項 ― ―

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関 する事項

― ―

( 注) 1 新株予約権1個につき目的となる株式数は、100株であります。

2 新株予約権発行後、当社が当社普通株式につき株式分割、株式併合を行う場合は、次の算式により付与株式 数を調整し、調整により生ずる1株未満の端数は切り捨てる。

付与株式数 = 調整前付与株式数 ×  分割・併合の比率

また、発行日以降、当社が合併又は会社分割を行う場合等、付与株式数の調整を必要とするやむを得ない事 由が生じた時は、合併又は会社分割の条件等を勘案のうえ、合理的な範囲で付与株式数の調整を行うものと する。

(23)

( 3) 【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】

該当事項はありません。

( 4) 【ライツプランの内容】

該当事項はありません。

( 5) 【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日

発行済株式 総数増減数

( 株)

発行済株式 総数残高

( 株)

資本金増減額

( 千円)

資本金残高

( 千円)

資本準備金 増減額 ( 千円)

資本準備金 残高 ( 千円)

平成28年1月1日∼ 平成28年12月31日 ( 注)

2, 000 3, 604, 600 2 412, 456 ― 340, 117

 ( 注)新株予約権の行使によるものであります。

(24)

( 6) 【所有者別状況】

平成29年12月31日現在

区分

株式の状況( 1単元の株式数100株)

単元未満 株式の状況

( 株) 政府及び

地方公共 団体

金融機関

金融商品 取引業者

その他の 法人

外国法人等 個人

その他

個人以外 個人

株主数 ( 人)

― 4 7 46 5 2 2, 837 2, 901 ―

所有株式数 ( 単元)

― 589 66 12, 394 31 6 22, 953 36, 039 700

所有株式数 の割合( %)

― 1. 63 0. 18 34. 39 0. 09 0. 02 63. 69 100. 00 ―

( 注)  自己株式1, 260, 597株は、「個人その他」に、12, 605単元及び「単元未満株式の状況」に97株含めて記載してお ります。

( 7) 【大株主の状況】

平成29年12月31日現在

氏名又は名称 住所

所有株式数 ( 千株)

発行済株式総数に対する 所有株式数の割合( %)

有限会社エービーイー 静岡県磐田市富士見台6−5 753 32. 13

株式会社ダートフリークHD 瀬戸市中水野町2丁目30 237 10. 13

有限会社コシダテック 東京都港区高輪2−15−21 136 5. 80

阿部久夫 静岡県磐田市 111 4. 75

デイトナ社員持株会 静岡県周智郡森町一宮4805 30 1. 29

株式会社三菱東京UFJ銀行 東京都千代田区丸の内2−7−1 28 1. 22

株式会社ジェイ・ティ・シー 東京都港区西新橋2- 6- 2 26 1. 11

スルガ銀行株式会社 静岡県沼津市通横町23 20 0. 85

鈴木紳一郎 静岡県磐田市 18 0. 80

株式会社日本ロック 静岡県浜松市浜北区横須賀300 15 0. 64

計 − 1, 376 58. 72

( 注)  当社は自己株式1, 260, 597株(34. 96%)を保有しておりますが、上記の大株主には含めておりません。なお、 持株比率は、当事業年度末日における発行済株式の総数に対する割合であります。

(25)

( 8) 【議決権の状況】

① 【発行済株式】

平成29年12月31日現在

区分 株式数( 株) 議決権の数( 個) 内容

無議決権株式 ― ― ―

議決権制限株式( 自己株式等) ― ― ―

議決権制限株式( その他) ― ― ―

完全議決権株式( 自己株式等)

( 自己保有株式) 普通株式 1, 260, 500

権利内容に何ら限定のない当社にお ける標準となる株式

完全議決権株式( その他) 普通株式 2, 343, 400 23, 434 同上

単元未満株式 普通株式 700 ― 同上

発行済株式総数 3, 604, 600 ― ―

総株主の議決権 ― 23, 434 ―

( 注)  「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式97株が含まれております。

② 【自己株式等】

平成29年12月31日現在

所有者の氏名 又は名称

所有者の住所

自己名義 所有株式数

( 株)

他人名義 所有株式数

( 株)

所有株式数 の合計

( 株)

発行済株式総数 に対する所有 株式数の割合( %)

( 自己保有株式) 株式会社デイトナ

静岡県周智郡森町一宮4805 1, 260, 500 ― 1, 260, 500 34. 96

計 ― 1, 260, 500 ― 1, 260, 500 34. 96

(26)

( 9) 【ストックオプション制度の内容】

当社は、新株予約権方式による株式報酬型ストックオプション制度を採用しております。

第1回新株予約権

(株式報酬型ストックオプション)

決議年月日 平成18年3月24日

付与対象者の区分及び人数 当社取締役  4名

新株予約権の目的となる株式の種類 ( 2) 新株予約権等の状況に記載しております。

株式の数 同上

新株予約権の行使時の払込金額 同上

新株予約権の行使期間 同上

新株予約権の行使の条件 同上

新株予約権の譲渡に関する事項 同上

代用払込みに関する事項 ―

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ―

第3回新株予約権

(株式報酬型ストックオプション)

決議年月日 平成28年3月24日

付与対象者の区分及び人数 当社取締役(社外取締役を除く)  5名

新株予約権の目的となる株式の種類

( 2) 新株予約権等の状況に 記載しております。

株式の数 同上

新株予約権の行使時の払込金額 同上

新株予約権の行使期間 同上

新株予約権の行使の条件 同上

新株予約権の譲渡に関する事項 同上

代用払込みに関する事項 ―

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ―

第4回新株予約権

(株式報酬型ストックオプション)

決議年月日 平成29年4月18日

付与対象者の区分及び人数 当社取締役(社外取締役を除く)  5名

新株予約権の目的となる株式の種類

( 2) 新株予約権等の状況に 記載しております。

株式の数 同上

新株予約権の行使時の払込金額 同上

新株予約権の行使期間 同上

新株予約権の行使の条件 同上

新株予約権の譲渡に関する事項 同上

代用払込みに関する事項 ―

組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ―

(27)

【自己株式の取得等の状況】

【株式の種類等】 普通株式

( 1) 【株主総会決議による取得の状況】

該当事項はありません。

( 2) 【取締役会決議による取得の状況】

該当事項はありません。 

( 3) 【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

該当事項はありません。

( 4) 【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

区分

当事業年度 当期間

株式数( 株) 処分価額の総額( 円) 株式数( 株) 処分価額の総額( 円)

引き受ける者の募集を行った取得自己株式 ― ― ― ―

消却の処分を行った取得自己株式 ― ― ― ―

合 併 、 株 式 交 換 、 会 社 分 割 に 係 る 移 転 を   行った取得自己株式

237, 375 118, 393, 419 ― ―

その他 ( ― )

― ― ― ―

保有自己株式数 1, 260, 597 ― 1, 260, 597 ―

( 注)  当期間における保有自己株式には平成30年3月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りに よる株式数は含まれておりません。

(28)

【配当政策】

当社は、株主に対する利益還元を経営の最重要課題の一つとして認識しております。安定的な経営基盤の強化並び

に今後の事業展開に備えるために内部留保の充実を図りながら、自己資本利益率の向上に努めると共に、配当につき

ましては、期末配当(年1回)の安定的な配当の継続を業績に応じて行うことを基本方針としております。剰余金の

配当の決定機関は、株主総会であります。

(1)業績に連動した配当方針とします。

(2)配当性向25%を目標といたします。

(3)利益水準を勘案した上、安定配当部分として原則1株あたり最低年間配当7. 5円を維持するものといたします。

( 注)  基準日が当事業年度に属する剰余金の配当についての株主総会決議は平成30年3月27日に行っており、1株当 たり16. 0円、配当金の総額は37, 504千円であります。

【株価の推移】

( 1) 【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】

回次 第42期 第43期 第44期 第45期 第46期

決算年月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 平成29年12月

最高( 円) 1, 107 887 900 960 1, 215

最低( 円) 516 691 743 650 846

 ( 注)  最高・最低株価は、平成25年7月15日以前は大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであ

り、平成25年7月16日以降は東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)におけるものであります。

( 2) 【最近6月間の月別最高・最低株価】

月別 平成29年7月 8月 9月 10月 11月 12月

最高( 円) 940 1, 019 1, 107 1, 104 1, 215 1, 208

最低( 円) 905 936 980 1, 040 1, 100 1, 068

( 注)  株価は東京証券取引所JASDAQ( スタンダード) の株価を記載しております。

(29)

【役員の状況】

男性10名 女性−名 (役員のうち女性の比率−%)

役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期

所有株 式数 ( 株) 注5

代表取締役 社長

織田哲司

昭和36年 10月7日生

昭和56年4月 トヨタビスタ㈱入社

注1 5, 500

平成2年6月 当社入社

平成6年7月 研究開発部長代理

平成10年5月 開発グループグループリーダー

平成20年12月 調達開発部部長

平成21年7月 企画開発部長

平成22年3月 取締役( 現任)

平成23年1月 国内事業部長

平成24年1月 二輪事業部長

平成25年4月 PT. DAYTONAAZI A取締役(現任)

平成28年3月 代表取締役社長(現任)

平成29年10月 ㈱ダートフリーク取締役(現任)

平成29年10月 ㈱プラス取締役(現任)

取締役 会長

鈴木紳一郎

昭和36年 1月27日生

昭和59年9月 当社入社

注1 18, 700

平成4年3月 営業開発課長

平成5年4月 営業推進部長代

平成10年3月 四輪グループリーダー

平成13年12月 二輪事業部長

平成14年3月 取締役

平成15年3月 代表取締役副社長

平成17年3月 代表取締役社長

平成19年4月 PT. DAYTONAAZI A取締役(現任)

平成20年3月 ㈱ライダーズ・サポート・カンパニー

取締役( 現任)

平成28年3月 代表取締役会長

平成30年3月 取締役会長(現任)

取締役

M&A推進部 長

竹内 一

昭和27年 2月10日生

昭和56年8月 阿部商事㈱( 現㈱デイトナ) 入社

注1 1, 000

平成4年3月 営業部長代理

平成5年7月 貿易部長

平成8年8月 取締役

平成8年9月 第二営業統括部長

平成10年1月 営業部長

平成10年5月 海外事業部長

平成17年1月 二輪事業部長

平成19年4月 PT. DAYTONAAZI A代表取締役

平成20年1月 海外事業部長

平成21年1月 国内事業部長

平成21年7月 海外事業担当

平成23年1月 人材開発室長

平成24年3月 監査役

平成26年3月 取締役M&A推進部長( 現任)

取締役 二輪事業部長 阿部 修

昭和42年 3月5日生

平成12年1月 当社入社

注1 1, 100

平成17年1月 ビッグバイクグループグループリーダー

平成20年1月 カスタムグループシニアグループリーダー

平成21年1月 開発2グループグループリーダー

平成21年7月 ツーリンググループグループリーダー

平成23年1月 ツーリンググループDi v 統括グループリー

ダー

平成24年1月 ツーリンググループグループリーダー

平成28年3月 取締役二輪事業部長(現任)

取締役 管理部長 杉村靖彦

昭和43年 9月21日生

平成元年3月 当社入社

注1 1, 800

平成5年4月 営業推進部

平成17年1月 経営企画プロジェクト

平成20年1月 管理部

平成21年1月 管理部グループリーダー(現任)

平成27年3月 ㈱ライダーズ・サポート・カンパニー監査

役(現任)

平成28年3月 取締役管理部長(現任)

平成29年10月 ㈱ダートフリーク取締役(現任)

平成29年10月 ㈱プラス取締役(現任)

取締役 中川 正

昭和24年 8月3日生

昭和47年4月 ㈱桜井製作所入社

注 1, 3

100

平成15年4月 部品部部長

平成15年6月 取締役

平成18年1月 管理部部長

平成18年4月 代表取締役社長

平成22年5月 取締役相談役

平成22年10月 取締役会長

平成28年3月 当社取締役(現任)

取締役 馬場智巌

昭和51年 10月21日生

平成12年11月 司法試験合格

注 1, 3

100

平成13年3月 同志社大学大学院法学研究科修了

平成14年10月 司法修習修了

平成14年10月 川崎法律事務所入所(奈良弁護士会登録)

平成28年3月 当社取締役(現任)

平成28年12月 学 園 前 総 合 法 律 事 務 所 ( 奈 良 弁 護 士 会 )

(現任)

(30)

常勤 監査役

朝比奈康旨

昭和22年 12月16日生

昭和45年4月 ㈱清水銀行入行

注 2, 4

平成11年6月 取締役掛川支店長

平成13年4月 常務取締役

平成15年6月 清水総合リース㈱代表取締役社長

平成17年6月 ㈱清水銀行常勤監査役

平成26年3月 当社監査役( 現任)

監査役 中村英勝

昭和16年 11月12日生

昭和35年4月 ヤマハ発動機㈱入社

注 2, 4

800

昭和54年3月 中村生産合理化事務所設立

昭和58年3月 ㈱経営総合設立代表取締役( 現任)

平成18年3月 当社監査役( 現任)

監査役 影山孝之

昭和29年 11月3日生

昭和48年4月 名古屋国税局 入局

注 2, 4

平成16年7月 豊橋税務署 特別国税調査官

平成18年7月 岡崎税務署 筆頭副署長

平成22年7月 名古屋国税局 特別国税調査官

平成24年7月 藤枝税務署 署長

平成25年7月 名古屋国税局 統括国税調査官

平成26年7月 刈谷税務署 署長

平成27年9月 税理士登録

影山孝之税理士事務所 開所(現任)

平成28年6月 ヨシコン(株)社外監査役(現任)

平成28年9月 当社監査役(現任)

計 29, 100

( 注) 1 平成30年3月27日開催の定時株主総会より平成32年3月開催予定の定時株主総会終結の時まで 2 平成30年3月27日開催の定時株主総会より平成34年3月開催予定の定時株主総会終結の時まで 3 取締役中川正及び馬場智巌は、社外取締役であります。

4 監査役朝比奈康旨、中村英勝及び影山孝之は、社外監査役であります。 5 所有株式数には、デイトナ役員持株会名義の500株は含まれておりません。

(31)

【コーポレート・ガバナンスの状況等】

( 1) 【コーポレート・ガバナンスの状況】

①企業統治の体制の概要及び体制を採用する理由

当グループは透明性の高い経営を行い、企業価値向上に努めるため、取締役会において、業務の適正性を確保する

ための体制(内部統制システム)を次の通り決議しております。

(企業統治の体制図表)  

②企業統治の体制

イ)コーポレートガバンナンスに関する基本的な考え方

当 グ ル ー プ で は 、 経 営 環 境 の 変 化 に 柔 軟 か つ 迅 速 に 対 応 し 、 か つ 強 固 な 経 営 基 盤 と 株 主 重 視 の 経 営 体 制 を 構 築

し、経営の透明性の向上を図るため、コーポレート・ガバナンスの充実に努めております。  

ロ)当社は取締役会設置会社であります。取締役会(取締役7名内社外取締役2名)は毎月開催し、必要に応じて

臨時取締役会を開催するなど、経営の基本方針立案、法令で定められた事項及び経営上の重要事項について意思

決定を行っております。また、業務執行状況の監督する機関と位置づけております。  

ハ)当社は監査役会設置会社であり、監査役3名全員社外監査役で、取締役会等重要な会議に出席し経営全般を監

視しておりガバナンスの充実強化に取組んでおります。

ニ)当グループ連結子会社の取締役に当社取締役が兼務し、業務執行の監督及び経営の重要事項の検討、牽制を行

い、グループ経営を推進しております。  

(32)

③内部監査及び監査役監査

 内部監査につきましては、当社は内部監査室として専任担当者を1名置き、年間の監査計画に従い、適宜当社

各部署の内部監査を実施しております。専任担当者は、監査役と連携して業務および財産の実態を監査し、監査

対象各部署にフィードバックを行い、取締役会や重要な会議に出席し、結果の報告を行っております。

 監 査 役 会 の 常 勤 監 査 役 朝 比 奈 康 旨 氏 は 、 金 融 機 関 に お い て 取 締 役 、 リ ー ス 会 社 に お い て 取 締 役 社 長 を 歴 任 さ

れ、監査役としての経験も豊富であります。社外監査役中村英勝氏は、長い間経営コンサルタントとして活躍さ

れ、社外監査役影山孝之氏は、税理士として財務及び会計並びに税務にあかるく相当程度の知識を有するもので

構成されております。又、取締役会に出席し、重要な審議事項について適宜報告を受け、必要がある場合には、

取締役または使用人から説明を受けております。

④社外取締役及び社外監査役

 当社の社外取締役は中川正氏、馬場智巌氏の2名であり、中川氏は弊社と同じく東証ジャスダック上場企業で

ある株式会社桜井製作所の代表取締役社長・取締役会長を歴任し、馬場氏は弁護士として活躍されております。

社外監査役は3名です。社外取締役及び社外監査役と当社との間の人的関係、資本的関係、または取引関係その

他の利害関係はありません。又、当社と各社外役員が所属している事務所・会社等との人的関係、資本的関係及

び取引関係はありません。社外取締役及び社外監査役の独立性確保の要件につきましては基準又は方針を別段設

けておりませんが、人格、識見に優れ、豊富な経験を有し、当社の経営全般を監視するに相応しい人材を選任し

ております。内部統制部門との連携につきましては、毎月の定期開催の取締役会への出席により、監査・監督機

能の強化を図っております。会計監査人との連携につきましては、監査役全員は、会計監査人から当期の監査計

画を受領し、監査の方法の概要及び監査重点項目について説明を受け、四半期・期末決算時に会計監査人からそ

れぞれレビュー及び監査結果に関する報告を受けております。内部監査部門との連携につきましては、常勤監査

役が中心となり、報告会等を通じ、連携を図っております。

⑤役員の報酬等

イ)役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数

役員区分

報酬等の総額 (千円)

報酬等の種類別の総額(千円)

対象となる 役員の員数 (人) 基本報酬

ストック オプション

賞与 退職慰労金

取締役

(社外取締役を除く)

55, 650 41, 892 13, 758 ― ― 5

監査役

(社外監査役を除く)

― ― ― ― ― ―

社外役員 11, 601 11, 601 ― ― ― 5

合 計 67, 251 53, 493 13, 758 ― ― 10

( 注)1 株主総会決議による報酬限度額(年額)は次の通りであります。

  取締役 200, 000千円(平成6年3月30日 定時株主総会決議)

  監査役 30, 000千円(平成6年3月30日 定時株主総会決議)  なお、使用人兼務取締役の使用人部分は含まれておりません。 2 第46期事業年度末日現在の取締役は7名、監査役は3名であります。

ロ)提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等

 役員ごとの連結報酬等については、総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。

ハ)役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針

 取締役及び監査役の報酬の総額は、株主総会決議にて定められた範囲で決定され、各取締役報酬は取締役会か

ら授権された代表取締役が決定し、各監査役報酬は監査役の協議により決定しております。その基本的な決定方

針は、当社役員に求められる能力、責任等を考慮し、これまでの経歴、職務等を勘案しつつ、適正な報酬額を決

定することとしております。

参照

関連したドキュメント

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

原子力損害 賠償・廃炉 等支援機構 法に基づく 廃炉等積立 金に充てる ための廃炉 等負担金の 支払 資金貸借取 引 債務保証

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払

ⅴ)行使することにより又は当社に取得されることにより、普通株式1株当たりの新株予約権の払